無線LAN子機(Wi-Fiアダプター)とは、たとえばテレビをインターネットに接続してYouTubeなどを見たいけど、テレビは無線LANを積んでいない。
しかもルーターの近くにテレビがないので、有線で接続しなければならないがLANケーブルを引き回すのも見た目も悪いし抵抗がある。
こういった場合に必要に役立つ機器です。
無線ルータからWi-Fiアダプターまでは無線で飛ばして、Wi-Fiアダプターからテレビは有線でつなぐ、ということができる機器です。
ルータから遠く離れた有線LAN接続のみしかできない機器へ無線の力を一部使ってLAN接続を助けることができます。
これを使ってテレビをインターネットに接続しようと考えることがあると思います。
しかしちょっと待ってください。
Wi-Fiアダプター以前の問題があります。
それは…
そのテレビはYouTubeやAmazonプライムの視聴に対応していますか?
テレビの仕様を確認しましょう
私がハマったので皆さんはハマらないように、Wi-Fiアダプターを買う前に必ず確認しましょう。
液晶テレビはインターネットに接続できる機種がほとんどですが、接続の制限がかけられているものがあります。
例えば我が家のテレビはREGZA 37Z9500ですが、インターネットに接続できると説明書にはたしかに書いてあります。
しかし、どこへでも接続できるわけではなく、テレビに専用のブラウザが搭載されており、そこで決められた接続先へしか接続できないように制限されています。
しかも37Z9500は古い機種なので、接続先のセキュリティが更新されており、現在は設定されている接続先にすら接続できない状態となっています。
すなわちネット接続はできないということです。
本当にこれにはびっくりしました。
ファームウェアの更新などで対応できるのかと思ったのですが、そういうこともなく完全に手詰まりでした。
せっかくセッティングしたんですけどね…
今現在は取り外して今後テレビを買い替えたときのために保管してあります。
ただ新しいテレビがWi-Fiを搭載している可能性もあるんですが。
とはいえWi-Fiアダプターは優れもの
今回は使えなかったのでがっかりしたのですが、役に立つとなった場合には非常に優れものとなります。
いい点をいくつかあげてみます。
ちなみに今回私が購入したのはこちらです。
BUFFALO 無線LAN子機 WLI-UTX-AG300/C
電源はUSBから供給
テレビの裏面や側面の各ポートがずらりと並ぶ中には必ずUSBポートがあります。
そこに本体を差し込むだけで電源をとることができます。
しかもUSBに差し込んだ状態で本体を支えることができるので固定についても考える必要もなく楽です。
ケーブル類は付属している
LANケーブルが接続に必要なのですが、ちゃんと付属されています。
また、先ほどUSBポートに差し込んで本体も支えると書きましたが、テレビによってはポートの周辺が狭く本体の固定が直接はできない場合のことも考えて、USBの短い延長ケーブルも付属されています。
インストールが簡単
Wi-Fiアダプターをい使うには最初にPCでセットアップする必要があります。
しかし手順は非常に簡単です。
AOSSに対応しているルーターであれば、ボタン一つで完了するくらい簡単です。
AOSS非対応ルーターでもさほど難しくはありません。
説明書の通りにやれば誰でもできます。
まとめ
私にとっては今回の無線LAN子機は無駄な買い物となってしまいましたが、必要とされている方はいらっしゃると思うので、そういった方が少しでも参考になったと思っていただけたらうれしいです。
また、導入を検討している方も私と同じようにテレビの仕様に合っていなくハマらないように気を付けてくださいね。
コメント