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油圧パンチャーの下穴径と配線部品の取り付け穴径は21mmがおすすめ

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油圧パンチャー(ノックアウトパンチ)は、薄板に手軽に穴をあけることができる工具で、配線の作業中に必要となります。
そして油圧パンチャーを使うためにはあらかじめ下穴をあけなければなりません。
同じように配線部品を取り付けるときもやはり穴をあけることになります。
今回はその穴径について考えてみます。

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下穴の径は21mm

油圧パンチャーのシャフトは通常20mm程度なので、これが通る穴径であればなんでもいいということになります。
しかしここで少し工夫しておくことで、他の作業でも楽ができます。
ここでは穴径を21mmとしておくことをおすすめします。
それは一体なぜなのか?

21mmの理由

機内配線ではボックス内などに電線を通したい場合はそこへ穴をあけ、その穴に何らかの配線部品を取り付けることが多いです。
配線の保護や防塵/防水の目的で取り付けることが多く、それらの部品には取り付け穴径が21mmのものがあります。
そのため21mmにしておけば油圧パンチャーの下穴としても使えるし、配線部品の取り付け穴としても使えて一石二鳥なわけです。

しかもボックスに予備としてあらかじめ多めに21mmの穴をあけておいて、使わなくてふさぐ必要がでてきても、プラグ形状の部品も取り付け穴径が21mmのものがあるので、それを使えば簡単にふさぐことができます。

配線部品の取り付け穴が21mm以上のものでも、基本的に油圧パンチャーの金型のラインナップとあっているので、拡大して使う場合も心配ありません。
もちろん最初からもっと大きい穴をあけて他の大きいサイズの配線部品を取り付けることが決まっていればそうすればいいのですが、とりあえずで多めにあけるときは、上記の理由から絶対に21mmがおすすめです。

エアー配管でも利用可能

チューブを使うエアー配管でもボックス内などにチューブを通したい場合があります。
配線部品は電線のサイズに合わせて部品がラインナップされていますが、その中でチューブとサイズが合うものがあります。

6mmや8mmなど、電線にもチューブにもあるサイズでは同じ配線部品を使うことができます。
ものによっては適応サイズに範囲があり、その中に入っていることもあります。

例えばキャプコンであれば、ミリサイズはほぼ全てのサイズを通すことができます。
4・6・8・10・12mmなど、良く使うサイズは全て利用可能です。

空圧機器が電気機器と同じボックス内に並ぶ場合は、同じ配線部品を使うことで見た目も非常にきれいになります。
同じ部品を使うことができれば、在庫する部品が減って管理も楽になります。

非常におすすめです。

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コストを重視したい

予備穴をあけすぎて不要な穴をプラグでふさぐのは、部品をたくさん買うことになるためもったいない、ということもあるでしょう。
その場合は下穴を3.3mmにしておくことをおすすめします。
下穴を使わなかった場合は、その穴にM4のねじ穴をたてて、ビスでフタをしておけばそれだけで後処理は済んでしまいます。

絶対使う穴は適正な穴径にしておいて、予備穴は3.3mmと21mmで使い分けてもいいでしょう。
3.3mmを21mmに拡大する場合は、ホールソーを使うことになるので作業はやや大変になります。
そのあたりのバランスも考えて穴径をあらかじめ決めておくと無駄が少なくなります。

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まとめ

下穴だけでも少し考えれば効率化につなげることができます。
穴径をうまく使い分けられるようになりましょう。

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