メガネを日常的に使用すると、鼻パッド(鼻あて)の部分が痛くなってきます。
何とかならないかと思い鼻パッドを交換してみたところ、痛みがかなり軽減されましたので、その鼻パッドを紹介します。
シリコン製の鼻パッドがいい感じ
メガネの鼻パッドは普通硬い透明のプラスチックで出来ているものが多いです。
これが微妙に鼻に食い込んでいて、長時間がたつと痛くなってきます。
これを柔らかいシリコン製のものに交換することで、鼻への食い込みを軽減して痛みも軽減してやろうというものです。
パッドはコレです。
金具などはついていません。
オールシリコン製です。
I BECOME FREE 鼻あて シリコン鼻パッド メガネずり落ち防止 4個入り クロス付き
交換後のメガネのかけごこちは?
シリコンが柔らかく鼻に良くなじみ、かなりいい感じです。
一日中メガネをかけていても痛みは発生しませんでした。
そして鼻についていたパッドの跡が少し少なくなってきているように感じます。
柔らかくなったのでその分跡も残りにくくなっているのかと思います。
またパッドが鼻に密着するようにくっつき、メガネがズレにくくなりました。
これが痛みの解放と一緒に手に入れられる一番の副産物だと思っています。
外観は変わらない?
実際にメガネに装着した感じがコレです。
透明なので特に目立つこともなく、見た目はほとんど変わらないので、見た目を気にする人も大丈夫です。
透明といってもアクリルのように高い透明度があるわけではなく、シリコンなのでややくすんだ透明なので、それが気になる人は無理かもしれませんが…
耐久性はどうなの?
シリコンなので耐久性が気になります。
私が使っていてどうだったかを振り返ってみます。
交換してから9ヶ月たったところで片方のパッドが根元からちぎれて取れてしまいました。
しかし原因はイレギュラーなものでした。
ベッドで就寝中にメガネを枕元に置いていたのですが、こどもがはしゃぎながらベッドにあがってきてメガネが巻き添えをくらってパッドがちぎれました。
それまでの私メガネの使い方はというと、まず基本的に一日中装着しています。
仕事はデスクワークが主ですが、たまに工場で機械の組立作業をやったりしますが、いたって普通の使い方です。
工場での作業中にメガネが何かに当たってはげしくズレることが何度かありましたが、そのときもパッドがちぎれることはありませんでした。
9ヶ月のあいだ1度だけパッドを外してメガネを掃除したことがありました。
なにせ緑青がすごかったので…
緑青(ろくしょう)?
メガネのパッドや金具のあたりに青緑色の汚れが発生することがあります。
これを緑青(ろくしょう)といいます。
簡単に言うと銅に発生するサビです。
古い10円玉が青緑色に変色しているのを見たことがある人もいるかと思いますが、それも緑青です。
鼻パッドを取り付ける金具がたいてい銅で出来ているので、ここに緑青が発生します。
金具にはめっきや塗装、コーティングの類が施されていますが、緑青を防ぐ加工としては完璧ではないのでどうしても緑青が発生してしまいます。
しかし金具に発生している緑青は金具に深く根付いて取れないわけではありません。
数年単位で放置していれば取れにくくなるかもしれませんが、発見してすぐであればティッシュでふき取るくらいでもある程度は取れます。
重曹などを使って緑青を取り除く方法もありますが、メガネの場合は完璧に取り除いてもあまり意味がありません。
というのも、メガネは装着している限り目や鼻から出る涙や吐息による湿気の影響を非常に受けやすい環境にあります。
したがって緑青を除去してもまたすぐに発生する環境下に置かれるので、ある程度きれいにすることを繰り返すほうが理にかなっていると言えます。
ただ初めて緑青の除去をする場合は、きっちりやっておいたほうがいいかもしれません。
というのも、年単位で蓄積した緑青はかなり量が多いので、ティッシュでふき取る程度ではあまりきれいにならない可能性があります。
きっちり洗う方法を少しだけ紹介
上にも書いたとおり、重曹などでキレイにする方法もあるのですが、ここでは中性洗剤で洗う方法を推します。
なぜかといえばメガネ全体へのダメージが少ないことと、中性洗剤は扱いが簡単だからです。
重曹はアルカリ性ですから、付着するとダメージを受けるものが少なからずあり、それらを気にしながら作業しなければならないから扱いにくいです。
体に付着すれば肌荒れなどの原因にもなりますね。
中性洗剤なら素手で扱っても肌荒れの心配はほとんどありませんし、服に付着して変色することもありません。
メガネのフレームやレンズに付着しても変色や変質の心配はありません。
手順
- 鼻パッドをはずす
- 中性洗剤を少しつけた歯ブラシなどで緑青が発生している部分を洗う
- パッドの取り付け用ねじもきれい洗う(小さいので紛失に注意)
- しっかり乾燥させる
ざっくりですが、以上のようなことを行うといいでしょう。
取り付けの向きはどちらがいいのか
この商品はパッドの上下の向きが分かりにくいです。
説明書がついているでもなく、また商品の購入ページの参考画像でも分かりにくいです。
しかしよく参考画像をみたところ、幅がせまくなっている方が下に向いているようです。
私は長いこと逆向きでつけていたのですが、逆でもつけごこちは良かったです。
しかし困ったことがありました。
逆向きで困ったこと
このパッドはシリコン製ですが、シリコンのかたまりというわけではなく、袋の様に中は空洞になっていて、それが柔らかさや軽さの源になっているように思います。
空洞とはいうものの密閉はされておらず、パッドの先端に穴があいています。
それが幅のせまい側にあいているのです。
パッドが上下逆だとその穴が上向きになるので、汚れが袋状になったパッドの中に少しずつたまっていき、衛生的によろしくない状態となってしまいます。
私はしばらくしてそれに気が付いたので、再度パッドについて調べ直したところ、参考画像で取り付けが逆であることがわかりました。
それで「あ~逆かよ~」
となったわけですね。
補足
パッドが鼻にフィットしてメガネがずれにくくなると書きましたが、やはり顔の脂などの影響でずれやすくなることがあります。
男性は特にそうだと思いますが、顔の脂を定期的に除去することでメガネがずれにくくなりますね。
脂取り紙があれば最高ですが、ティッシュで軽くふき取るだけでもズレに関していれば全然違います。
鼻の脂をとるついでにパッドの表面も軽くふき取るとさらに良好になりますよ。
ふくときは力を入れずに軽くやりましょう。
シリコンなのでティッシュのすべりは非常に悪いく、ティッシュがパッドにひっかかります。
ふき取るつもりがパッドをもぎ取ってしまわないように気をつけましょう。
まとめ
つけごこちは良好で耐久性も思ったより悪くない。
そして価格も安いとなればこの鼻パッドを使わない理由はありませんでした。
痛みからももちろん解放されましたし、絶対おすすめのパッドです。
この記事が誰かの役にたちますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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