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マウントベースをはがれないようにする方法

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配線やエアー配管のチューブの固定に、マウントベースを使うことがあります。
粘着テープでの張り付けとなるため、簡単に貼り付けてすぐに結束できるところが魅力ですが、その反面貼り付ける場所によってはすぐにはがれてしまったり、そもそもが貼り付けられない場所もあります。
しかしはがれないようにねじ穴をたててビスで固定するのでは、そもそもタイマウントを使えばいいし…

と悩むことがありました。

そこで簡単に使えるマウントベースを何とかはがれにくくする方法を発見しましたので、これからその方法を紹介します。

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アルミテープで補強する

非常に簡単なのですが、マウントベースを貼り付けた上からさらにアルミテープで全体を覆い隠すように貼り付けて補強してしまいます。
アルミテープは50mm幅が使いやすいです。
マウントベースは大きくても38×38ですから、50mm幅あればどのサイズにも対応できます。
インシュロックをかける部分だけカッターなどで切って穴をあけてやれば、すぐに使えます。

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なぜアルミテープなのか

アルミテープは薄いアルミの帯に粘着材を塗布した構造になっています。
他のテープは大抵がビニールのような素材が主体となっていますがアルミテープだけが金属を主体としています。
そしてアルミの特性であるやわらかさとある程度の硬さを併せ持つという条件が、今回の使用条件に非常に適しています。

どういうことかというと、変形させた形状をある程度保つことができるのが重要なのです。

みなさんはアルミホイルをくしゃくしゃに丸めた経験はあるでしょうか。
アルミホイルは丸めるとそのままの丸めた状態からあまり動きません。
それが丸めるものがビニール袋だったらどうでしょうか。
簡単に丸めることができますが、すぐに広がってしまい丸い形状を保てません。
これをビニールテープとアルミテープにおきかえて考えてみましょう。

ビニールテープはふにゃふにゃなので、自らの強度で形状を保つことができません。
ざらついた面に貼り付けた場合、ざらつきの頂点部分にしか粘着材が付かず、粘着面積が少ないためにすぐにはがれてしまいます。
押し付けて密着させようとしても、一旦はざらついた面になじむように変形しますが、自身の強度がないためすぐにもとの状態に戻ってしまいます。

これがアルミテープの場合、ある程度強度があるのでざらついた面になじませるとその形状を保つので、粘着面積の確保ができてはがれにくくなります。
硬い面でも柔らかい面でも柔軟に変形してなじむので、かなり様々な面に貼り付けることができます。

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貼り付け面積の増加もはがれにくくなる条件のひとつ

単純に貼り付け面積が広ければはがれにくくなります。
当たり前のことですが、マウントベースはサイズが決まっているので、それだけでは貼り付け面積の増加はできません。
そこをテープで覆って補うことでかなり面積をかせぐことが出来ます。

アルミテープとマウントベースの粘着力が同じとすると

例えば28×28のものは784mm^2ですが、50mm幅のアルミテープを50mm使って補強したら、2500mm^2となり、約3.2倍はがれにくくなることになります。

ただ実際にはマウントベースの高さがあるので50×50を貼り付けても2500mm^2は確保できません。
しかし少なめに見ても、2倍以上は強くなることは容易にわかります。

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とにかく貼り付け面によくなじませる

貼り付け面積の確保のためにも、貼り付け面の形状に良くなじませる必要があります。
アルミテープを貼り付けたあと、爪などで擦って密着させましょう。
ただあまり強く擦りすぎるとアルミテープが破れてしまうので注意が必要です。
破れが発生すると、そこを起点としてすぐに破れが広がってしまいます。
そうなると補強した意味がなくなってしまうので、気をつけて作業しましょう。

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まとめ

簡単にできる方法なのに効果はかなり高いので、ぜひ覚えておいて実際に現場で試してみてください。
タイマウントを取り付けるねじ穴をたてるのがイヤになってしまうかもしれませんよ。
ただし所詮はテープですから、ねじ止めより強度と耐久性が劣ることを忘れないようにしましょう。

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